日本人が海外で働く24の職種|経験・語学力がなくても実現できる海外就職

海外で働くことに興味がある方にとって、どんな職種なら海外で働けるか気になると思います。

海外で働くには、特別なスキルが必要だと思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。日本で働く多くの職種にチャンスがあります。

この記事では、これから海外で働きたい方に、海外で働く日本人が就ける職種24選をご紹介します。自分が働ける職種もきっと見つかるはずです。

私はインドとフィリピンで合計6年働き、カナダへ留学とオーストラリアにワーホリをした経験があります。そうした経験をもとに、この記事を書いています。

この記事を読んで分かること
・日本人が海外で就く職種24選
・海外で働くための具体的なステップ
・日本企業に勤めるだけではない、海外で働く方法

 

 

目次

海外で働く日本人が就く職種24選

「海外で働く」上で、最も多いのは、日本企業の海外支社で働くことです。外務省の海外進出日系企業拠点数調査によれば、75,000以上の日本企業が海外に拠点をもっています。

この記事では、そうした日本企業の海外支社で働ける職種を中心に24つの職種を紹介します。

海外で働く日本人が就く職種24選

1. 営業
2. 事業企画
3. マーケティング
4. カスタマーサポート
5. コンサルタント
6. 金融専門職
7. ITエンジニア
8. 建築・土木専門職
9. 研究・開発
10. 生産管理
11. 飲食店スタッフ
12. 塾講師・日本語教師
13. キャリアカウンセラー
14. ライター
15. Webマーケティング
16. Webデザイナー
17. 経理
18. 人事
19. 総務
20. 法務
21. 物流
22. 購買
23. 秘書
24. 翻訳

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海外で働ける職種1. 営業

最初にご紹介するのは営業です。営業職は、商品やサービスを顧客に提案し、販売する仕事です。海外での営業は、日本人や日本の会社が顧客になることもありますが、海外現地の個人や法人が顧客になります。

営業の仕事はほとんど全ての業界で見つけられる仕事です。とくに仕事を見つけやすい業界は、メーカーや商社です。アジア圏での仕事はとくに見つけやすく、欧米でも就ける仕事です。

語学力や経験があるほど条件が良い仕事に就きやすいですが、未経験でも就ける場合があります。

営業として働く
業界:メーカー、商社、IT、コンサルティング、不動産など
国:アメリカ、タイ、シンガポール、フィリピン、インド、ドイツなど
仕事の見つけやすさ 5.0
ビズリーチの求人数837
求められる英語力 4.0
求められる経験 3.0
給与などの待遇 4.0

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海外で働ける職種2. 事業企画

事業企画職は、企業の新規事業開発や既存事業の戦略立案を行います。市場分析、競合調査、事業戦略の策定、ビジネスモデルの開発などを行い、企業の成長を目指します。マーケティングと業務領域が重なる部分があります。

事業会社のほか、コンサルティング会社でも求人があり、比較的見つけやすい仕事です。

事業企画職で働く
業界:メーカー、コンサルティング、不動産など
国:シンガポール、アメリカ、タイなど
仕事の見つけやすさ 4.0
ビズリーチの求人数312
求められる英語力 3.5
求められる経験 2.5
給与などの待遇 3.0

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海外で働ける職種3. マーケティング

マーケティング職は、製品やサービスの市場における需要をつくり、拡大するための戦略や施策を立案・実行します。海外でのマーケティングでは、現地の文化、消費者行動、市場の法規制を理解し、それに適したマーケティングプランを作成することになります。近年はデジタルマーケティングのアプローチも重要になってきています。

メーカーで見つけやすい仕事です。マーケティング職として独立しておらず、「営業兼マーケティング」として募集がかかっている場合も多いです。

マーケティングで働く
業界:メーカー、コンサルティング、ITなど
国:シンガポール、アメリカ、タイなど
仕事の見つけやすさ 4.0
ビズリーチの求人数299
求められる英語力 3.5
求められる経験 2.5
給与などの待遇 3.0

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海外で働ける職種4. カスタマーサポート

カスタマーサポート、コールセンター、ヘルプデスクなどの仕事もあります。こうした仕事は多くの場合、海外の拠点から日本にいる顧客を電話、メール、チャットなどでリモート対応します。

タイやフィリピンなどの東南アジアでよくある仕事で、語学力・経験不問である場合が少なくありません。英語はできないけど海外で働いてみたい、という方も挑戦できる仕事です。

また、フルリモートでできる仕事もあるので、日本の会社に属しながら、海外に移住することもできる可能性があります。

カスタマーサポートで働く
業界:BPO、金融、建設など
国:タイ、フィリピン、マレーシアなど
仕事の見つけやすさ 3.0
ビズリーチの求人数99
求められる英語力 1.5
求められる経験 1.5
給与などの待遇 2.0

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海外で働ける職種5. コンサルタント

「コンサルタント」と言うと幅が広いですが、主に経営・金融・IT・会計などのコンサルタントがあります。企業や組織が直面する課題を解決するために専門的なアドバイスをします。海外でのコンサルタントは、現地のビジネス環境や文化、法規制を理解し、グローバルな視野を持ってアプローチすることが必要になります。

コンサルタントとして働く
国:アメリカ、香港、シンガポールなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数187
求められる英語力 3.5
求められる経験 4.0
給与などの待遇 4.0

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海外で働ける職種6. 金融専門職

金融専門職は、投資銀行業務、リスク管理、トレーディングなど、主に金融業界の専門職です。海外での金融専門職では、アメリカや香港、シンガポールなどの国々で求人が出ています。海外で働くためには、経験と高い英語力が求められます。その分、収入が高いことも特徴的です。

金融専門職で働く
業界:金融、コンサルティング、フィンテックなど
国:アメリカ、香港、シンガポールなど
仕事の見つけやすさ 2.0
ビズリーチの求人数47
求められる英語力 3.5
求められる経験 4.0
給与などの待遇 4.5

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海外で働ける職種7. ITエンジニア

ITエンジニアは、ソフトウェア開発、システムインテグレーション、ネットワーク構築、データベース管理などの仕事があります。業務の幅もさることながら、求められる経験と求められる英語力も求人によって大きく異なります。

欧米の求人では、高い英語力とスキルが求められますが、タイやフィリピンは英語不問、経験があまり求められない求人もあります。

また、フリーランスでフルリモートで海外で働くという手段もあります。

ITエンジニアとして働く
国:シンガポール、アメリカ、タイ、フィリピンなど
仕事の見つけやすさ 3.0
ビズリーチの求人数187
求められる英語力 2.5
求められる経験 3.0
給与などの待遇 3.0

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海外で働ける職種8. 建築・土木専門職

建築・土木専門職は、建築物やインフラの設計、施工、管理を行う技術者です。欧米で複合施設の建設に携わるような案件もあれば、東南アジアやアフリカの政府開発援助案件でトンネルや道路を敷設するような仕事もあります。

英語力も必要ですが、それ以上に経験とスキルが求められる仕事です。

建築・土木専門職で働く
業界:建設、不動産、商社など
国:アメリカ、フィリピン、ナイジェリアなど
仕事の見つけやすさ 3.0
ビズリーチの求人数171
求められる英語力 3.0
求められる経験 4.0
給与などの待遇 3.5

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海外で働ける職種9. 研究・開発

研究・開発職は、新しい製品や技術の創出、既存製品の改良を目的する職です。海外で働く場合には、国際的なチームと協働したり、海外の市場ニーズに合わせた製品開発を行ったりします。

自動車、機械、製薬、素材などのメーカーで研究・開発の仕事を見つけることができます。

研究・開発職で働く
業界:自動車・機械・製薬などのメーカー
国:タイ、中国、アメリカなど
仕事の見つけやすさ 3.0
ビズリーチの求人数156
求められる英語力 3.0
求められる経験 4.0
給与などの待遇 4.0

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海外で働ける職種10. 生産管理

生産管理職は、製品の製造プロセスを効率的に運営し、品質、コスト、納期を最適化する役割を担います。

世界各地にある日本メーカーで仕事が多く募集されています。未経験から就ける仕事もあれば、工場長のように生産管理とマネジメントの両方が求められるポジションの求人もあります。

生産管理職として働く
業界:自動車・機械・家電などのメーカー
国:タイ、中国、ベトナムなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数66
求められる英語力 3.0
求められる経験 3.0
給与などの待遇 3.0

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海外で働ける職種11. 飲食店スタッフ

シェフ、料理長、店長などの飲食店スタッフの仕事もあります。海外現地の日本料理店や日本の飲食チェーンで海外進出をしている企業に勤める場合などがあります。

タイ、シンガポール、フィリピンなどの東南アジアでの求人が多いですが、まれにアメリカやカナダでの勤務例もあります。

また、ワーキングホリデービザで海外に渡航を考えている方は、飲食店スタッフはとくに見つけやすい仕事です。

飲食店スタッフで働く
国:タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシアなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数99
求められる英語力 2.0
求められる経験 3.5
給与などの待遇 3.0

飲食店スタッフの海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種12. 日本語教師・塾講師

求人はあまり多くありませんが、日本語教師・塾講師という仕事もあります。日本語教師は、日本語を学びたい、日本で働きたい外国人に日本語を教える仕事。塾講師は、現地に滞在する日本人学生に学校の科目を教える仕事です。

日本語教師の場合は、資格をとる必要があります。一方の塾講師は経験が問われない場合が多いです。

日本語教師はアジア、塾講師は東南アジア、東アジアの求人が多いです。

日本語教師・塾講師で働く
国:タイ、中国、ベトナムなど
仕事の見つけやすさ 2.0
ビズリーチの求人数5
求められる英語力 2.0
求められる経験 4.0
給与などの待遇 2.5

日本語教師・塾講師の海外求人を見つけられる転職エージェント:
ビズリーチdodaカモメアジア転職

 

 

海外で働ける職種13. キャリアカウンセラー

求人は少ないですが、キャリアカウンセラーという働き方もあります。転職エージェントや留学エージェントなどにおいて、海外転職や海外留学にチャレンジしたい方の相談にのり、アドバイスをする仕事です。

転職エージェントであればアジアに多く、語学留学エージェントであれば、オーストラリアやカナダなどに多い仕事です。

キャリアカウンセラーとして働く
業界:転職エージェント、留学エージェントなど
国:オーストラリア、タイ、中国など
仕事の見つけやすさ 2.0
ビズリーチの求人数4
求められる英語力 2.5
求められる経験 2.5
給与などの待遇 2.5

キャリアカウンセラーの海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種14. ライター

ライターは新聞、フリーペーパー、ウェブメディアなどに掲載するトピックを取材し、書く仕事です。組織に属す働き方は少なくなっています。しかし、日本人が多く住む海外都市のフリーペーパーや有料情報誌などで求人を募集している場合があります。

ライターはフリーランスの方が多くなっており、海外にいながら日本の仕事を請け負うこともできます。

ライターとして働く
国:タイ、フィリピン、中国など
仕事の見つけやすさ 1.5
ビズリーチの求人数4
求められる英語力 1.5
求められる経験 2.0
給与などの待遇 2.0

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海外で働ける職種15. Webマーケター

近年、急速に需要が高まっている職種です。細かく言うと、Web広告の運用、SEOプランナー、Webデザイナー、Webプロデューサーなどの仕事があります。

東南アジアで見つけやすい仕事です。経験があると条件の良い仕事に就きやすいですが、未経験で募集をかけている求人もあります。

Webマーケターとして働く
業界:メーカー、IT、BPO
国:タイ、台湾、ベトナム、フィリピンなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数322
求められる英語力 2.0
求められる経験 2.0
給与などの待遇 3.0

Webマーケターの海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種16. Webデザイナー

Webデザイナーは、ウェブサイトやウェブ広告などをデザインする職です。ウェブサイトやモバイルアプリのビジュアルデザインの作成、ユーザーインターフェース(UI)の設計、ユーザーエクスペリエンス(UX)の最適化などが仕事です。

こうした仕事は、タイやフィリピンなどで日本の顧客向けの仕事として多く見られます。

また、フリーランスとしてフルリモートで働く方法もあります。

Webデザイナーとして働く
業界:メーカー、BPO、メディアなど
国:タイ、フィリピンなど
仕事の見つけやすさ 2.0
ビズリーチの求人数25
求められる英語力 2.0
求められる経験 3.5
給与などの待遇 2.5

Webデザイナーの海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種17. 経理

日本企業の現地法人の経理の仕事も多くあります。経理職では、現地法人の財務状況を把握し、管理する役割を担います。海外現地の会計基準や税法を理解し、月次・年次決算の作成や予算管理、財務分析を通じて経営陣への報告も求められることがある仕事です。

他の職種と比較すると、比較的経験が求められます。一方で、欧米での働くチャンスが多く、待遇も良い場合が多いです。

経理で働く
業界:メーカー、商社、建設など
国:タイ、中国、アメリカ、シンガポールなど
仕事の見つけやすさ 3.0
ビズリーチの求人数160
求められる英語力 3.5
求められる経験 3.5
給与などの待遇 4.0

経理の海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種18. 人事

人事職は、企業で最も重要な資源である「人」に関わる業務を担当します。海外での人事では、日本人駐在員のサポートのほか、採用、従業員研修・育成などの業務を行います。現地の労働法や文化を理解し、人事知識に加えて、コミュニケーション能力と柔軟性が必要になります。

日本人が多く駐在する支社や、シンガポール、アメリカなど地域統括拠点で働く場合が多いです。

また、企業の人事部門ではなく、転職エージェントの人事コンサルタント、営業という働き方もあります。

人事で働く
業界:メーカー、商社、建設など
国:タイ、中国、アメリカ、シンガポールなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数144
求められる英語力 3.5
求められる経験 3.0
給与などの待遇 3.5

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海外で働ける職種19. 総務

総務の仕事は、オフィスや資産の管理のほか、現地法令の遵守、リスクマネジメントなどを担います。日本企業の海外支社で働く場合、総務は経理や人事、法務などの仕事と兼務する場合も多いです。

日本人が多く駐在する支社や、シンガポール、アメリカなど地域統括拠点で働く場合が多いです。

総務で働く
業界:メーカー、商社、建設など
国:タイ、中国、アメリカ、シンガポールなど
仕事の見つけやすさ 2.0
ビズリーチの求人数30
求められる英語力 3.5
求められる経験 3.0
給与などの待遇 3.0

総務の海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種20. 法務

法務職では、内部監査、コンプライアンス、海外現地ビジネス展開にあたってのリスクマネジメントなどの仕事があります

事業会社の法務部門ではなく、コンサルティング会社の営業やコンサルタントとして、海外現地でビジネスを展開する企業を法的な側面からサポートする仕事もあります。

法務で働く
業界:メーカー、不動産、コンサルティングなど
国:香港、シンガポール、アメリカなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数77
求められる英語力 4.0
求められる経験 4.0
給与などの待遇 4.0

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海外で働ける職種21. 物流

物流の仕事は、商品の効率的な流通を管理し、計画から配送、在庫管理、輸出入手続きまでを担います。海外での物流職は、海外現地の物流環境、法規制、税関手続きなどの知識をつけ、業務を進めていきます。

物流会社、商社のほか、事業会社の物流部門で働く場合があります。

物流職で働く
業界:物流、商社、メーカーなど
国:アメリカ、シンガポール、タイ、フィリピンなど
仕事の見つけやすさ 2.5
ビズリーチの求人数44
求められる英語力 3.0
求められる経験 3.0
給与などの待遇 3.0

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海外で働ける職種22. 購買

購買職は、原材料や部品、サービスの調達を行います。最適な価格と条件で品質の高い資材、商品を確保し、供給チェーンの効率化とコスト削減が主な役割になります。

製造業で工場をもつ会社で、購買担当者の求人の募集がかかっています。

購買職で働く
業界:メーカー、建設、商社など
国:タイ、中国、ベトナム、フィリピンなど
仕事の見つけやすさ 2.0
ビズリーチの求人数27
求められる英語力 3.5
求められる経験 3.0
給与などの待遇 3.0

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海外で働ける職種23. 秘書

求人数は少ないですが、秘書という働き方もあります。経営者や部門責任者などの業務サポートをするほか、翻訳や営業事務などの仕事を兼務する場合もあります。

タイやベトナムなどの東南アジアで比較的見つけやすい仕事です。

秘書として働く
業界:メーカー、商社、建設など
国:タイ、ベトナム、フィリピンなど
仕事の見つけやすさ 1.0
ビズリーチの求人数7
求められる英語力 3.5
求められる経験 2.5
給与などの待遇 3.0

秘書の海外求人を見つけられる転職エージェント:
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海外で働ける職種24. 翻訳

英語や中国語などの語学に自信がある方は、翻訳の仕事もあります。会社の役員に帯同し、翻訳をする業務の求人がよくでています。こうした仕事では、翻訳に限らず、秘書や営業事務などの仕事も兼務する場合があります。

翻訳として働く
業界:メーカー、金融など
国:タイ、中国、アメリカなど
仕事の見つけやすさ 1.5
ビズリーチの求人数9
求められる英語力 4.5
求められる経験 3.0
給与などの待遇 2.5

翻訳の海外求人を見つけられる転職エージェント:
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「海外で働く」具体的な職種を説明してきました。
気になる職種があれば、転職エージェントに登録して、カウンセラーに相談したり、非公開の求人を紹介してもらうことをおすすめします。

転職エージェントのビズリーチに登録して求人を見る
>> ビズリーチ公式サイト

転職エージェントのdodaでカウンセラーに相談する
>> doda公式サイト

 

参考記事>>参考記事 英語を話せない30代でも海外で働ける!仕事を見つけやすい国と職種を紹介

 

 

海外就職を実現させる具体的なステップ

具体的な職種が分かったところで、海外就職を実現するための具体的なステップをご紹介します。

以下は、私が海外転職活動を進めた際の具体的な手順です。情報収集から内定までに3か月ほど、内定から現地に渡航するまでに2か月程度かかりました。他の方々の事例を聞きますと、転職活動を始めてから渡航までに早くても3ヶ月、長い方ですと9ヶ月くらいかかるようです。

海外転職を実現するためのステップ

1) 転職エージェントで面談、カウンセリングを受ける
2) 求人や海外で働くことの情報収集を進める
3) 履歴書と職務経歴書を作成
4) 希望する求人の紹介を受ける
5) 応募を開始
6) 企業との面接、内定
7) 採用企業とのコミュニケーションを開始
8) 退職のための引き継ぎ、手続き
9) 海外渡航の準備
10) 海外渡航、入社
11) 現地生活立ち上げ

 

 

海外就職を失敗させないためのポイント

「海外で働く」は、特別なスキルや英語力をもっていなくとも実現できます。ただ、初めて海外で働く決断をする方には、不安も多いと思います。ここでは、海外就職を失敗させないためのポイントを紹介します。

海外就職で失敗しないために
・海外転職エージェントを賢く使う
・時間があるときに英語の勉強をしておく
・仕事に就いた後は、この先のキャリアも考える

それぞれ説明していきます。

 

転職エージェントを賢く使う

まずは、転職エージェントに登録してキャリアカウンセラーに相談することをおすすめします。海外就職や海外の求人に詳しいカウンセラーに相談ができ、これまでのキャリアの棚卸しや海外転職を実現できそうな求人を紹介してくれます。とくに初めて海外就職をする方にとっては心強いサポートになるはずです。転職エージェントは無料で使うことができます。

転職エージェントから無料で得られるサポート
・キャリアカウンセラーに相談できる
→キャリアの棚卸しや海外転職のアドバイスがもらえる
・非公開の求人を紹介してもらえる
・履歴書にアドバイスをもらえる
・面接前にアドバイスを受けられる
・面談日時を調整してくれる
・給与や条件面の交渉をしてもらえる

求職者が無料で転職エージェントを使えるのは、求人を出している企業が転職エージェントにお金を払っているからです。そのため、転職エージェントはなるべく求職者と企業とをマッチングさせようとします。転職エージェントに相談できるところは相談しつつ、自分に合わない求人は断りましょう。

ただ、転職エージェントは今すぐ転職しない人も気軽に使って良いサービスです。

私も使ったことがあり、おすすめの転職エージェントはこちらです。相性の良いエージェント、多様な求人に出会うために2〜3のエージェントに登録することをおすすめします。

海外転職専門のキャリアカウンセラーに相談できる→doda
より条件の良い求人を多く扱っている→ビズリーチ

 

 

英語ができるに越したことはない

海外で働く上で、英語や現地の言葉ができるに越したことはありません。渡航前に時間あれば、英語を学んでおくことをおすすめします。加えて、現地で働き始めてからも、英語を学ぶと役に立つはずです。英語が話せることで、より条件の良い仕事にも就けるようになります。

手軽に英語を学ぶには、オンライン英会話がおすすめです。私も何年も使ってきた2つのサービスを紹介します。いずれのサービスも無料体験レッスンを受講できます。

明るく愛想が良いフィリピン人からビジネス英語を学べる:Bizmates(ビズメイツ)
日本人からも英語を学べる:DMM英会話

 

 

仕事に就いた後は、この先のキャリアに備える

海外で働くことは、新しいキャリアのスタートにもなります。仕事をしていくなかで、他の国で働きたくなったり、日本に戻ってきたくなったりということがあると思います。将来のより良いキャリアを切り拓くためにも、スキルを磨いていくことをおすすめします。スキルとは具体的に、以下のようなものがあります。

この先のキャリアで役立つスキル、経験の例
・英語力:この先海外キャリアを歩みたい場合はとくに身につけたい
・チームマネジメント:とくにアジアは社員の平均年齢が若く、チームリードを任されやすい
・プロジェクト管理能力:外国人を含むチームでプロジェクトを成功させる
・柔軟性と適応力:海外経験で自然とつく部分もある。経験年数が次のキャリアへの説得材料にもなる
・専門的な技術:特定の業界や職種に関する専門知識
・ネットワーキング:海外の人との出会いで次のキャリアが拓けることがよくある

ここに示したようなスキル、経験を積むことで、「なれる自分」を広げ、自分が望む職についていくことができると思います。

 

 

日本企業に勤めるだけじゃない、海外で働く方法

この記事で紹介してきた職種は、日本企業に入社して就くことが多いです。一方、働く人の数として多くありませんが、日本企業に勤めずに海外で働く方法もあります。ここでは、日本企業に入る以外の海外で働く方法をご紹介します。

日本企業以外で海外で働く方法
・フルリモートOKの仕事に就く
・ワーキングホリデーで現地で仕事を見つける
・海外企業に就職する
・NGOなどの国際機関で働く

それぞれ説明していきます。

 

フルリモートOKの仕事に就く

コロナウイルスの感染拡大以降、リモートワークが拡大しています。なかには、フルリモートOKの仕事もあります。

フルリモートができる仕事の代表例として、ITエンジニアやWebマーケターがフリーランスとして働くことです。ですが、会社に所属しながら、フルリモートOKの仕事をし、海外で移住することもできます。

以下は、「ノマドワーカービザ」を発行しており、長期滞在がしやすくなっている国です。

 

 

ワーキングホリデービザで働く

ワーキングホリデーとは、18〜30歳までの方が日本と協定を結んだ国に1〜3年滞在できる制度です。語学を学んだり、旅をしたり、自由に生活できますが、働くこともできます。

ワーキングホリデーで働く場合、飲食店で働くケースが多いですが、スキルがあれば美容師やITエンジニア、マーケター、介護士などとして働くこともできます。オーストラリアではとくに時給が高く、1年で100〜200万円を稼ぐケースも話題になっています。

ワーキングホリデーで渡航できる国々がこちらです。

 

ワーキングホリデーは30歳までの特権です。しかし、30歳以降も年齢にかかわらず学生ビザで働ける国々もあります。

ワーキングホリデーだと長期滞在ができず、同じ職場でずっと働き続けられないことが不便です。

 

 

海外企業で働く

3つ目の選択肢は、海外企業に就職することです。

日本企業に就職するよりも就職難易度は高いですが、自分の強みを生かす、日本市場をターゲットとしている外資企業に応募すると、就職確率は高まります。

各国で求人を見つけられる転職サイトがあると思います。日本でも利用されているindeedはグローバルに展開しているので、求人の傾向などを確認するのに役立ちます。

 

 

NGOなどの国際機関で働く

民間企業ではなく、NGOなどの国際機関で働くという選択肢もあります。そうした国際機関での職は、グローバルな視野を持ち、国際的な問題解決に貢献したいという方にとくに合っています。

青年海外協力隊として海外に派遣されて海外で働くという手段もあります。

 

 

まとめ:「海外で働く」は実現できる

日本で働いていた頃、「いつか海外で働いてみたい」と思っていました。

日本で5年働いた後、社内でインドで働くボジションの公募が出ており、「これだ」と思い、応募をしました。

1年インドで働き、4年フィリピンで働き、現在はフリーランスとして日本と東南アジアを拠点にフリーランスとして働いています。

実現するまではとても遠くにあるように思えましたが、「海外で働く」はそんなに難しいことではありません。

私は英語が特別できたわけではありませんし、日本で働いていたときに人間関係に気を遣い、苦労しました。

そんな私でも海外で働くチャンスを得て、日本以上に働きがいをもって働くことができています。

一度きりの人生。後悔のないように生きるには、やりたいと思ったことにチャレンジしてみることだと思います。

 

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